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成功のための未来予報

著者:神田昌典

2013年に神田昌典氏が栃木県の高等学校にて講演した90分の内容をもとに追加インタビューを取り入れた本。

「10年後の君は何をしているか?」をテーマに自身の10年前の過去を振返りながら、日本一のマーケッターとして未来を語り、つなげていく内容はとても興味があり、面白い。

日本版のワークシフト(リンダ・グラットン著)と言えばわかりやすいだろうか。内容としては「◯◯がなくなる」というわかりやすい言葉で「お金」「会社」「病気」「国境」「学校」「貧困」「制約」の7つに分けられている。各項目で未来の新しいかたち(=今では到底考えられないような世界)を聞いている学生たちが持つ疑問も先回りしつつ、丁寧に話す内容は学生でも読みやすい。本書は未来予報ということもあり、「そんなことが実現できるはずがない」と批判する人も必ずいるだろうし、ただの講演内容だけを本にしてネタがないのかという人もいるが、そんなことは気にしなくて良い。あなたがその情報を通して今後どうするかが重要なのであって、いくら本に素晴らしいことが書かれていてもそれを実現しなければ何の意味もないのだ。

最後の巻末にある3週間後に必要なお金が手に入る実験用の付録がついているが、これも1つのアクションを起こすきっかけにもなるだろう。ただ、神田昌典氏の本としてこの本を最初に手に取る人はあまりいないと思われることも考慮するとたしかに少し物足りないのかもしれない。ただ、神田昌典という人間に興味を示し、その人の考えや価値観を知りたいというのであれば、手に取って触れるだけでも、新しい道を見つけるきっかけを手に入れることができるかもしれない。人生とはそういうものなのである。

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「成功のための未来予報」のおすすめポイント

神田昌典氏に興味がある人であれば、とりあえず読んでおいて損はない本。ただし、ワークシフトと似た傾向があり、一部のエリートが私たちの辛い現実を全く考慮せず語っていると何でも他人のせいにしている人が読むと腹が立ってくることだろう。若いうちにぜひ読んでおきたい。もし、そうでなくても、そういう未来があるのか、自分もその選択肢を選ぶことができると受け入れて次のステップを進むこと。それができないのであれば、やめておいたがいいかもしれない。

神田昌典について

大学4年より外交官として勤務。MBA取得後、外資系家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。多数の成功企業やベストセラー作家を育成し、「日本一のマーケッター」としても呼び声が高い。ビジネス書のほか、小説、翻訳書の執筆も行う。著書には「全脳思考」「成功者の告白」「非常識な成功法則」等、累計200万部を超える。
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