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100%好かれる1%の習慣

著者:松澤萬紀

マナーに定評があるイメージを持つ客室乗務員としてANAにて12年間勤めた著者によるマナーの話をまとめた本。

本の表紙にある"500万人のお客様から学んだ人間関係の法則"というキャッチフレーズはその圧倒的な実績で読みたいと思わせてしまう見事なもの。よくありきたりな「ビジネスマナー」や「マナー講座」みたいな切り口ではなく、「1%の習慣」として違った見方で表現しているのは、年間200回を超え、1年先も研修の予約で生まれる彼女の人柄や習慣から生まれたものなのであろう。

内容も素晴らしいのひと言で、とにかく500万人のお客様を通して自分自身が体験した一次情報が多く載せられており、ただグダグダとマナーとは何かを語るそぶりは全くない。そして自分ではなく、相手目線での話し方をしているのはさすがCAだと感じた。

冒頭に有名人が乗車し、自分がファンになったエピソードがかかれているが、「彼らがなぜ人から好かれるか」を本心で述べており、それは「相手を気づかう心を言葉と行動に込める力を持っているから」と初めに結論として話している。この本はその相手を気づかう心をどう表現するかの方法を軸にし、それからぶれないようにまとめてある。構成としては、「行動」「言葉」「気づかい」「テーブルマナー」「習慣」と分けられてはいるものの、この軸のおかげで何を意識すればいいのかが明確にわかり、マナーというものの真髄を見ることができた。リピート率97%も納得である。

この本を読んだ自分もぜひこの人のセミナーに訪れたいと思った。

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「100%好かれる1%の習慣」のおすすめポイント

マナーというものは自分の個性を押し殺すものではなく、あくまで最初のチャンスを逃さないようにするためのものとも言える。持っていて損はないスキルだ。そんな素晴らしい習慣を身につけたいという人にはおすすめ。CAなど職業に関係なく、人間として生きていくのであれば、とりあえず読んでおいても損はないといっても大袈裟ではないだろう。あえて1つ言うとすれば、マナーはあくまで最初のチャンスを逃さず、次のチャンスにつなげるものであって、あなた自身の魅力がそもそもなければ効果はない。己を磨き、自分の魅力を築いた人にプラスアルファの素晴らしい習慣として読むのにはうってつけだろう。何が言いたいのかというと、まだ自分の軸を持てていない人はこれよりも先に自分の強みを見つけるのが先ではないかということ。もちろん、CAやマナー講師になるのであれば、別かも知れないが。

松澤萬紀について

マナー講師。幼少期よりCAに憧れ、8回目の試験で合格。ANAのCAとして12年間勤務。ANA退社後、マナー講師、CS向上コンサルタントとして活動。年間登壇回数は20回以上、総受講者数は2万人以上。リピート率は97%に達し、1年後の研修も決まっている。

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