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冒険に出よう

著者:安藤美冬

20代~30代の女性から支持を受ける著者の本。

自身の経験をもとに、セルフブランディングのイロハを紹介している。

慶応大学卒業後、集英社に就職をし、社長賞を受賞するまで成長をする。しかし、30歳の時に、岡本太郎氏の『安全な道をとるか、危険な道をとるか。迷ったら、危険な道を選べ』という言葉に触発され、会社を退職する。そのときはやりたいこともわからず、実績も経験も無かった。そのため、半年間は仕事がまったくなく、収入がなかったという。

そこから、ソーシャルメディアを駆使することで、営業を一切行わずに、仕事をとり、現在の“ノマド”というスタイルを確立するまでの軌跡とノウハウがつまっている。「無名の個人」が勝つためのカギは「戦略をもつこと」だ。
戦略とは
①自分をブランディングすること
②自分の軸をもったうえで、ソーシャルメディアで情報発信をする
の2つである。

これだけソーシャルメディアが発達している時代においては、個人でも十分な発信力、影響力を持つことができる。ソーシャルメディアの中でいかに自分をさらけだして、表現していくかが大切である。情報を発信すると、「共感してくれる人、応援してくれる人」が現れるからだ。

AKBを例にすると理解しやすいだろう。駆け出しの頃はわずか数名のお客しかいなかったが、今では日本を代表するトップアイドルになった。サイズは違えど、それと同じことが可能なのである。

「今の自分」を包み隠さず発信していくことで他の誰も真似できないものが作られていく。なぜなら、この世に自分はひとりしかいないからだ。自分を発信してくのと同時「どういう自分でみられたいか」ということも意識しながらやっていくことで具体的な仕事につながるのだ。

仕事は誰かが困っていることを解決することである。相手に対して、「自分はこういうことをお手伝いできます」ということをわかるようにしておく必要がある。そこで、他人がまだやっていないこと、自分にできることまたは極めたい事を考えるのだ。この時、キーワードを複数だすことで、オリジナルが作りやすくなるだろう。

1つだと、どうしてもその道のプロがいるからである。この2つの戦略をとり、場所や会社に縛られない現在のノマドワークスタイルを確立した。今はそれができる時代だ。

だからこそ、「勇気をもって一歩踏み出して欲しい」というメッセージがこめられている。著者の言葉を借りるならば、「成功者を目指すのではなく、一生、挑戦者であり続けたい」ということだろう。

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「冒険に出よう」のおすすめポイント

「やりたいことがわからない人」や「やりたいことがあるけど、怖くて進めない」という人におすすめである。著者の経験をもとにセルフブランディングのノウハウが書かれている。しかし、マーケティングやブランディングを学んだ人であれば、ものたりない内容かもしれない。大学生や若い人が読むと、良い刺激がもらえるだろう。

安藤美冬について

株式会社スプリー代表。慶応大学卒業後、集英社に入社。2011年に独立。ソーシャルメディアを使い、営業を一切せず、多種多様な仕事をこなすノマドスタイルで注目される。「自分をつくる学校」の運営、野村不動産やリクルートが企画するプロジェクト、雑誌の連載、講演などマルチな舞台で活躍している。
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