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常識を破る勇気が道をひらく

著者:千田琢哉

カリスマ作家としてベストセラーを連発する著者が「常識を破る」ことをテーマに書いた1冊。

「常識は、あなたの外の世界にはない。常識は、いつもあなたの頭の中にあるのだ。」という強いメッセージをもとに、「生涯収入」「対人関係」「自己研鑽」「劣等感」「幸福」の6つの切り口から社会の常識を破ることが学べる。

世間一般でいわれている常識も、成功者にとっては全く意味をなさないことを学べる。「対人関係」では主に時間をムダにしないことの大切さが書かれてある。

一方的に嫌ってくる人や、陰口や悪口を言う人のことは放っておいて、そちらにエネルギーを消費しない。好かれようとしなくてもいいし、嫌われようともしなくてもいい。

「他人は変えられないないが、自分は変えられる」といった意味合いが込められたパートになっていた。「生涯収入」では「富の力目を逸らすな」といったメッセージを打ち出しており、少々耳の痛い話である。そういうメッセージのあとには「起業をして経営者になることが最も良い道だ」と書かれている本を良く見かけるが、本書は中立的なスタンスを貫いている。

サラリーマンは安月給かつ役職が上がるまでは自由がきかないが、取締役になればそれなりにリッチになるであろうし、「会社の看板」を使って思わぬ大物とつながる可能性もある。

一方で、経営者はあらゆる面において自分の裁量で決められるが、「会社の看板」がなくなると、企業の担当者にも会えないこともざらにある。40年かけて2億を稼ぐか、2年で2億を稼ぐかは、好きな道をいけばいいと締めくくられている。「自己研鑽」は非常に泥臭くて、誰かに認められるものではない。

そして、練習を積むのはただの言い訳であり、本番を積むことが力をつける秘訣である。「劣等感」の根っこはモテないことである。それは男性も女性も変わらない。どんなに見た目が優れていても、異性からモテないと劣等感を持つ、という理論は納得できる。

しかし、この劣等感こそが成功に大切なのである。ただはじめはそのエンジンで動いてもいいのだが、最終的には「見返してやる」といった怒りのエネルギーは手放した方がうまくいく。「幸福」についてはこれまでの項目がまとめられてある。

独特の強めの口調で述べられてきたが、いずれも楽しむことが大切なのである。幸せかどうかは物質的なものではなく、感じる心にあるからだ。

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「常識を破る勇気が道をひらく」のおすすめポイント

「周りにあわせようとすると苦しくなる」、「組織の中にいると息がつまる」と感じる人はもしかしたら成功者の素質があるかもしれない。著者は強い口調で書かれてある本が多いが、本書は中立的な目線から書かれてある。そのため、これから何かをはじめようとしている人や新しい道に進むか迷っている人におすすめだ。

千田琢哉について

著述家。愛知県出身。学生時代に10000冊を超える書籍を読み、社会人時代では、3300人を超えるエクゼクティブと10000人を超えるビジネスパーソンと触れ合う。その対話によって得た事実と培った経験を活かし、「タブーへの挑戦として時代を創る」をミッションとして数多くの本を執筆をする。
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