心に響くことだけをやりなさい!

著者:ジャネット・アットウッド/クリス・アットウッド

ニューヨークタイムズが絶賛、アメリカでベストセラーになった一冊。

「たった1つの力で人生は変えられる。」という、帯にある言葉が印象的なこの本。自分らしい人生を歩むために必要な、たった1つの力。その力をみつける方法をまとめたのが本書である。ずばり、本書のテーマは「パッション」。ここでいうパッションというのは情熱のことだ。「情熱を生きること」は、成功者の共通点なのだというのは、よく言われることだ。(調査結果が本書であらためて紹介されている。)これは、とにかくその「情熱」一本に焦点を当て、体系的にまとめられた本なのである。

なにか壁にぶち当たった時、ものごとを「どうやるか」でうじうじ悩んで停滞してしまうことは私たちによくあることだ。しかし、肝心なことは、「どうやるか」ではなく「何をやるか」なのだと著者は言う。人は、自分の本当に望むことをやっているときは、努力もモチベーションもさほど必要無く、たくさん行動できるのだから、自分の情熱を知るメリットは計り知れないだろう。

情熱を生きている時、人は毎日ワクワク楽しく充実していられる。情熱というと、熱血ハイテンションをイメージして抵抗感を覚える人も少なくないだろうが、著者がいう情熱とは、どちらかというと「静かなるワクワク」というイメージのようだ。“自分の人生の目的は何なのか?”それを知るために、自分の情熱を明確にすることを、著者は推奨している。

自分のパッションを明確にしてからの、著者自身の人生に起きた大きな変化もつづられており、平凡な人生がひっくり返っていった過程を読むとワクワクさせられる人も多いのではないだろうか。人の情熱は多種多様。何に対して情熱を持っているかは、人によって違う。“自分自身の情熱をどうやって見つければいいのか分からない”という人は、本書の「パッションテスト」を試してみてはどうだろうか。情熱の発見ツールである「パッションテスト」を体験できるのが、この本の最大の魅力だろう。

冒頭には、世界No.1マーケティング・コンサルタントと言われる、ジェイ・エイブラハム、大ベストセラー『7つの習慣』の著者スティーブン・コヴィー、累計1億部超のベストセラー『こころのチキンスープ』の著者ジャック・キャンフィールドなど、名だたる成功者たちによるパッションテストの推薦文が、これでもかと載せられている。一度体験してみる価値はありそうだ。

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「心に響くことだけをやりなさい!」のおすすめポイント

就職・転職で悩んでいる人、独立したい人、やりたいことが分からない人などが読むと、自分を見つめなおすきっかけになるかもしれない。文の量はさほどでもないが、この本を活かすには、本の中のテストに取り組む必要があるのが特徴だ。情報を得るだけでなく、とにかく実践したい、という実践派におすすめしたい。自分らしく生きたいと思う気持ちを後押ししてくれる一冊である。

ジャネット・アットウッド/クリス・アットウッドについて

【ジャネット・アットウッド】パッションテストの創始者。情熱に関するエキスパートで世界的な指導者。

ダライ・ラマやジャック・キャンフィールドなど、多数の成功者と協業経験がある。ホームレスの女性と拘置所の若者に対するボランティアの実績により、アメリカ大統領から“The Presidents Volunteer Service Award""を受賞。

【クリス・アットウッド】パッションテストの創始者。自己啓発分野のエキスパート。

ジャネット・アットウッドとともに、46カ国を超える1000人以上のパッションテスト・ファシリテーターを育てた。

アンソニー・ロビンス、ロバート・キヨサキ、ジャック・キャンフィールドなど、世界中のトップクラスの成功者と協業の経験がある