スタンフォードの自分を変える教室

著者:ケリー・マクゴニカル

この世は、いろんな誘惑でいっぱいだ。そしてその誘惑に負けて失敗する人のなんて多い事か。そして、この結果は、すべて自分の意思が弱いからだと諦めてはいないだろうか。では、このまま失敗のままの自分で果たして良いのだろうか。

著書はその最大の原因、意志力について3つに分けて説明している。意志とは「やる力」「やらない力」「望む力」の3つに分類されている。それぞれの特徴を説明しそれをどう防ぐか、又はどう生かすかを日常の出来事に例えてわかりやすく解説している。

面白いのは意志というものを数字で見る事が出来るという事実だ。心拍数、血圧、血糖値の上昇の数値で分かるのだ。そして訓練次第で自分をコントロール出来るようになる事も先に述べた数値で現れるのだ。(なんと、意志力の保有量までもというのには驚きだ。)意志力は訓練できる、筋肉と似ているという話も意外だ。その理屈から意志の筋トレをすれば意志力は鍛えられると言う。その筋トレの方法も決して大変な訓練ではなく5分の瞑想とか、家の周りの散歩とか直ぐに出来て、続けられる方法ばかりだ。続けることが大切だからだ。そしてどんな時に誘惑に負けるか、勝てるかそのタイミングの見分け方も教えている。

例えば、睡眠不足の時は負けやすく、朝きちんと食事を取った後は目標に向かって意志力が続くとか、様々な生活シーンに落とし込んでの解説は、納得する事ばかりだ。貴方も意志の力を理解して自分をコントロールして幸せを掴んでみてはいかがだろうか。この本は、ダイエット、禁煙、勉強などすべてに効く処方箋である。

ライター名:koaki

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「スタンフォードの自分を変える教室」のおすすめポイント

何をやっても続かない、意志が弱いと自分を嘆いている人、なかなか行動できない人にお薦めする。今度こそ目標を達成したい人にも、きっとあなたを変えてくれる1冊になるだろう。

ケリー・マクゴニカルについて

ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び」、スタンフォード大学で博士号(心理学)習得。スタンフォード大学の心理学者。心理学、神経学科、医学の最新の研究を応用し、個人の健康や幸せ、成功および人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する抗議は絶大な人気を博す。ウォルター・J・ゴアズ賞など数々の賞を受賞。「インターナショナル・ジャーナル・オブ・ヨガ・セラピー」編集主幹を務める。