アイデアのちから

著者:チップ・ハース、ダン・ハース

全米150万部を突破したベストセラーの翻訳本。人や世の中を動かした凄いアイデアの仕組みを10年間、アイデアが記憶に焼きつく仕組みを研究している兄弟が執筆した。

なぜ、ノストラダムスの予言が400年たった今も読まれるのか?なぜ、「心のチキンスープ」の逸話が感動を与えるのか?嘘のアイデアが真実のアイデアを凌駕するのはなぜか?この本を読めば、それを考え、理解するきっかけになること受け合いだ。

かなりの例をふまえて紹介されているので、とてもユニークで面白いところもポイントだ。このような本の大半は論文調で飽きてしまう内容が多いが、そのような本とは一線を画している。

本書の構成は「記憶に焼きつくアイデアの六原則」を中心としてまとめられており、①単純明快である、②意外性がある、③具体的である、④信頼性がある、⑤感情に訴える、⑥物語性がある、の各章に豊富な事例が取り上げられている。そしてこの本自体もその六原則に伴ってつくられている。だからこそ、ベストセラーとなったのだ。

世の中に何かを広めようと考えているのであれば、読んでも損はしない一冊だ。

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「アイデアのちから」のおすすめポイント

世の中に影響を与えるマーケターにオススメ。世の中に何か訴えたい、広めたい、伝えたい人にもオススメ。その点に興味がなくても、動かされない、影響されないために読むのも良い。好奇心が強い人には話のネタとしても一役買うだろう。

実践的なビジネス本というよりかは、例を上げて解説されている本なので、アクションを起こしづらいところもあるかもしれないが、ガチで学ぶという姿勢で読むよりも一歩視点を変えるために読むといいかもしれない。

チップ・ハース、ダン・ハースについて

チップ・ハース。スタンフォード大学経営学部教授。ダン・ハース。デューク・コーポレートエデュケーションのコンサルタント。ニューメディア教科書会社「シンクウェル」の共同創設者。