お金の科学

著者:ジェームス・スキナー

著者は2000億円の資産を運用するヘッジ・ファンドの会長だったり、100億円企業をつくりだしたりとこの世界では有名なジェームス・スキナー氏。
スキナー氏の語る「お金のルール」が本書は21個のステップで構成されており、金儲けの仕方の本というよりかは、お金に対する接し方などが多めに書かれているといった感じだ。

途中でセールスやマーケティングなども書かれているが、手法というよりかは姿勢についての内容が目立つ。内容はまさにこのルールを『実践』すればお金持ちになる法則がずらり。しかし、この本を読んで実際にイメージをして、行動を起こせて結果を出す人は少ないかもしれないと感じた。

また、かなりのページ量とステップの多さで行動を起こしづらい点が多いのかもしれない。そんないろいろな要素をてんこもりにしたおかげで若干物足りなさを感じてしまうのも残念ではあるが、逆にいろいろな要素を簡単に学び直したいと思っているときには良い。文庫本といえど、500ページ近くあるので、それなりの復習にはなるだろう。

また、お金の科学というタイトルではあるが、内容は自己啓発のまとめのような本であり、そこまでお金については語られていないところに注意が必要ではある。少し厳しめに書いたが、読んでも損は全くしない本であり、自己啓発をさらっとおさらいしたい人にはオススメだろう。

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「お金の科学」のおすすめポイント

お金がに対してどう接しようかとある程度、自己啓発になれている人からすれば、どこかで読んだことがあるような内容が多いと思われる。だからといって、ビジネスで結果を出すために読むという本にしては、若干抽象的な内容が多いのであまり向かないかもしれない。

かなり微妙な立ち位置にある本で、いい本には違いないのだが、これよりいい本は他にもあり、ビジネスを実践したいなら他の本が良いという感じである。あえていうならば、ジェームス・スキナーに興味があり、お金というもののあり方を学びたい(または学び直したい)人にお勧めできる一冊。読んで満足して終わりやすい内容なので、読む前から目的を持って読み始めることをお勧めしたい。

ジェームス・スキナーについて

ジェームス・スキナー。フランクリンコヴィージャパン代表取締役、アメリカ国務省、経営コンサルタントなどの経歴をもつ。著書に「成功の9ステップ」「お金の科学」「愛の億万長者」などがあり、累計230万部を超える。現在は世界を旅しながら、生活をしている。