ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方

著者:ダン・ケネディ

世界中にファンがおり、マーケティングの神様とあがめられる著者が成功への秘策と秘訣をわかりやすく伝える「儲けの教科書」。社長の仕事というとマネジメントのような管理を思い浮かべるかもしれないが、そうではない。また、よくある人生論やマインドセット集でもない。言い訳なしに「儲け」にフォーカスをしている1冊である。

ダン・ケネディの本はコピーライティングなどの一部を取り扱っているものが多いが、本書は基本的な考え方と具体的な手法などがおしげもなく公開されていて全体像を掴むことができるだろう。

社長の仕事とは稼ぐことであり、会社に利益を残すことである。つまり、マーケティングだ。

特にDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)を中心に考えられている。そこには一般的な成功哲学や王道のマーケティングを学んできた方にとっては学ぶべきことがあるだろう。まずマーケティングを行い、残りの時間でそれ以外の仕事をせよ、と述べている。しかし非常識で刺激が強い内容となっている。

例えば「嫌な客は切れ」「請求書は群れに送れ」など過激な表現がされることも多いが、それだけ「儲ける」ということにこだわっているのである。刺激が強いため、好みはわかれるかもしれないが、本書はダン・ケネディを敬遠してきた人に手に取ってもらいたい。

今まで結果が出ていない人こそ考え方、やり方を変える必要があると思うからだ。必ずしも全87項目に納得することはないが、その中に必ず引き込まれるメッセージがあるはずだ。普通に考えていたら、間違いだらけになるのがビジネスだということが同書を読めばきっと理解できるだろう。起業家、経営者にとっての最初の考え方を理解してみてはいかがだろうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方」のおすすめポイント

ダン・ケネディの著書では1冊につき1つのテーマがとりあげられることがほとんどであるが、本書はすべての分野をカバーした内容になっている。
数あるダン・ケネディの本の中でもページ数も少なく、200ページ程度で2時間もあれば読めてしまいそうである。
さらに価格も抑えられているので、入門書にピッタリである。今まで王道しか学んでこなかった方には特におすすめの本である。

ダン・ケネディについて

ダイレクト・マーケティングの世界的権威。ミリオネア(億万長者)メーカー、21世紀のナポレオン・ヒルと呼ぶ人も多い。生活用品、ファイナンシャルサービス、医師、飲食店、大学、NPOなど356を超える業種を指導し、実績をあげている。