億万長者 富の法則

著者:ロジャー・ハミルトン

200代後半で億万長者となり、30歳でリタイアをし、数々の事業を手がけながら、ウェルス(富)コンサルタントとして活躍する著者の1冊である。

日本適性力学協会が行っている「ウェルスダイナミクス・プロファイル」の創設者である。
ここでいう富とは金銭のことではなく、「金銭をすべて失ったときに残っているもの」とされている。

富を育てている人たちは、引き寄せるものと与えるものを大きくしながら、自分のフロー(流れ)を大きくしている。自分の可能性を与えることによって、はじめて受け取ることができるのだ。たとえるなら「富」はガーデンである。丹精込めて創った魅力的な庭は、与えることも、楽しむことも引き寄せる蝶がたくさんくるだろう。「富」を引き寄せるには虫取り網ではなく、魅力的なガーデンが必要なのである。

「お金」を稼ぐ活動よりも、「富」の土台作りに力を入れることによって「富」を生み出すことができる。土台とは、世の中の評価、頼りになるネットワーク(情報網、人脈)、知識、リソース、実績などだ。ここで大切なのは自分の専門ではなく、自分の情熱、自分の道、自分の志を中心においていることである。

次にガーデンへの水やりをする際に、自分の「川」を作り出しているのである。永続的に流れをつくるためだ。このやり方はひとそれぞれである。一人一人が生まれながらにして持つ才能や習慣に最も合ったやり方が存在する。自分がプレーすべきゲームを見極め、そのゲームをプレーしたときに、成功するのである。

人間は大きく8つのタイプにわけられる。横軸に「内向的」「外交的」、縦軸に「直感的」「五感的」をとる。その中で自分がどの領域であるかを知り、最も抵抗の少ない富への道を歩むことで富を気づくことができる。例えば、ビルゲイルがサッカー選手になっていたとしたら、きっとあなたも彼の名前を知ることはなかっただろう。

成功している人は、一つの道を選び、それを貫いた人である。どんなやり方をすればいいか、どんなチームをつくればいいか、どうすれば自分は自分の「道」に専念することができるか、いつ行動するべきか、そして最も大切なのはいつ行動してはいけないかがわかるのである。

富を築くスタートは「自分は何者か知る」ことである。

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「億万長者 富の法則」のおすすめポイント

自分の才能を発揮して、富を築きたい人におすすめだ。自分でビジネスをしている人には特に役立つだろう。自分にあったやり方を貫くことで富を築くことができるからだ。

これから起業を考えている人や、実現したい夢がある人にもおすすめだ。

ロジャー・ハミルトンについて

アジアを代表するウェルス(富)のコンサルタント。20代後半で億万長者の仲間入りをし、30歳でリタイアをした実業家である。富を築く方法を体系化した「ウェルスダイナミクス」を創り、日本でも利用している者は多い。現在はシンガポールとバリ島に在住し、世界中でセミナーやコーチングを行っている。